
11月5日(水)〜9日(日)の期間、東京・板橋のCOPYCENTER GALLERYをインフォメーションセンターに据え、東京近郊のオルタナティブスペースが多数参加する「例外アートウィーク2025」が開催される。
「例外アートスペース」主催のスペシャルイベント

「例外アートウィーク」は、美術館やコマーシャルギャラリーとは一線を画し、独自の活動を行う小規模なアートスペースを紹介するWebサイト「例外アートスペース」が主催するスペシャルイベント。期間中、COPYCENTER GALLERYは、都内各所に点在する参加スペースの情報を集約するハブとなるとともに、来場者が東京のオルタナティブなアートシーンの「今」をより深く体感できる特別企画を実施するとのことだ。

「例外アートウィーク」では、COPYCENTER GALLERYを拠点に、各所の情報発信やイベントが実施されるほか、普段は訪れる機会の少ない、東京の個性的でユニークなアートスペースの活動をウェブサイトにて一挙に知れることや、各スペース推薦の映像作品を上映する「例外映像祭」、シーンの現在を語るトークイベントなどが開催されることもポイントとなっている。
Toi Suzuki個展「Lilly」開催
COPYCENTER GALLERYでの開催イベントを紹介しよう。

11月5日(水)~9日(日)の期間、1Fにて、作家・Toi Suzuki氏の個展「Lilly」を開催。
イメージが持つナラティブを拠り所に、 反復や類推によって限られた対象を妄執的に連鎖、変奏させ、作品世界を構築しているToi Suzuki氏。暴力性や美が複雑に共在する彼の作品は、観る者を不穏なノスタルジアへと誘い、人間が持ち合わせる普遍的な不安や不確実性に直面させる。入場は無料だ。
例外アートウィーク「例外映像祭」開催

同期間、COPYCENTER GALLERYB1Fでは例外アートウィーク「例外映像祭」を開催。例外アートスペースから推薦された、多彩なアーティストによる映像作品がCOPYCENTER GALLERYにて上映される。
参加スペースと推薦アーティストは、WEBサイトで確認を。入場無料だ。
オルタナティブスペースの現状について語る

11月9日(日)18:30〜20:30には、COPYCENTER GALLERYでトークイベント「令和にオルタナティブ=例外は可能か?」を実施。近年急増しているオルタナティブスペースの現状について、運営に携わる登壇者が語る。
登壇するのは、近現代日本美術史研究・阿部優哉氏、AVA元運営メンバー・小野まりえ氏、RAMI_ART STUDIO/BARキュレーター・三田航平氏、立川アートランド渉外担当・宮野野乃花氏。
入場料は¥1,000で、トーク終了後に懇親会が予定されている。公式Instagramでもライブ配信予定だ。
COPYCENTER GALLERYについて

「例外アートウィーク2025」のインフォメーションセンターとなっているCOPYCENTER GALLERYは、写真展・美術展品質の印刷サービス「PHOTOPRI」が運営する、都営三田線新板橋駅前のオルタナティブスペース。かつて印刷所であったテナントを活かし、作品を「カタチにする」ことへの深いこだわりを追求する場として設立された。
写真表現を軸としながらも、若手を中心としたアーティストが様々な実践を通じてこの境界的な空間を変容させていく、開かれたプラットフォームとなることを目指しているとのことだ。
この機会に、都内各所のオルタナティブスペースが集結する「例外アートウィーク2025」に参加してみては。
■例外アートウィーク2025
会期:11月5日(水)~9日(日)
時間:(インフォメーションセンター)14:00〜20:00
※その他の会場は各参加スペースのオープン時間に準ずる
公式サイト:https://reigai.space/week
COPYCENTER GALLERYでの開催イベント:https://copycenter.gallery/blogs/exhibition/20251105
■COPYCENTER GALLERY
住所:東京都板橋区板橋4-4-2 ミクニビル右 B1F
例外アートスペース:https://reigai.space
(佐藤ゆり)
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