
宮城県山元町に本社を構えるファロが運営するビール醸造所「Faló Brewing(ファロブルーイング)」は、10月28日(火)付でビール及び発泡酒の醸造免許を正式に取得。これに伴い、まもなく醸造を開始し、年内のリリースに向けて本格始動する。
販売・イベント情報は、Instagramにて順次発表される。
ビール醸造所「Faló Brewing」誕生

旧坂元中学校(2021年に廃校)
ファロは、4月に実施したクラウドファンディングで、多くの人からの支援により目標金額を達成。2021年に閉校した旧坂元中学校をリノベーションし、今年9月に醸造所の竣工を迎え、このたび醸造免許の交付を受けた。
醸造所名の「Faló(ファロ)」は、イタリア語で「焚き火」を意味する。焚き火に人々が集まり、語らい、楽しむように、同社がつくるビールと醸造所が、地域と人々を温め、明かりを灯す存在であり続けたいという想いを込めている。
同社代表の半田成氏は、食品・酒類業界で10年以上のキャリアを持ち、国内ブルワリーでの醸造経験、オーストラリアで醸造責任者を歴任。「Australian International Beer Awards 2023」でのGOLD受賞など、国際的な評価を得ている。
同氏は、「ビールを通じて、人と地域を繋ぐ架け橋になりたい」という想いから、東日本大震災から復興を遂げた山元町での創業を決意した。
ミッションは「ビールで明日をちょっとしあわせに」
「Faló Brewing」では、品質の追求とユニークなものづくりに取り組む。国際的な品評会での受賞歴に裏付けられた技術で、高品質かつユニークな味わいのビールを創造する。
また、ローカルを表現することも忘れない。山元町の特産品や規格外農産物など地域資源を活用し、土地の風土や文化を感じられるビールを追求。使用済み穀物の再利用など、環境に配慮した持続可能な酒造りを目指す。
さらに、人と地域をつなぐコミュニティの拠点となることも目標のひとつ。地域の思い出の場所を、人々が集う新たな交流の場として生まれ変わらせる。
宮城県山元町に誕生したビール醸造所「Faló Brewing」の今後に注目したい。
■ファロ(Faló Brewing)
所在地:宮城県亘理郡山元町坂元山作1
Instagram:https://www.instagram.com/falobrewing
(Higuchi)
The post 【宮城県山元町】廃校を活用したビール醸造所「Faló Brewing」本格始動!年内リリースへ向け製造開始 first appeared on ストレートプレス:STRAIGHT PRESS - 流行情報&トレンドニュースサイト.

