【岡山県備前市】備前市香登の田園で生まれた「香登米」の新米おにぎり解禁!直営店「穂の蔵」で販売

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岡山県備前市香登地区にある「いちけんファーム」は、2025年に栽培した「香登米(かがとまい)」の新米を使ったおにぎりを解禁した。直営店「穂の蔵」にて販売している。

建設業が地元へ恩返しのために耕作放棄地で稲作を開始


いちけんファームは、地元の建設業「伊知建興業」が母体になっている。「地元に支えられ、地元へ恩返しをしたい」という思いから2015年に設立され、高齢農家から託された耕作放棄地を耕すことから始めた。現在では、10ヘクタールを超える田んぼを管理している。

田植え

「寂しい風景ではなく、にぎやかで美しい田んぼを未来に残したい」という思いで取り組んだ米作りは、地域の声に支えられ規模を拡大。香登の田園風景を守りながら、地元農業の再生に力を注いでいる。

稲刈り

稲刈り

さらに、地元小学校や支援学校と連携した田植え・稲刈り体験を実施。さらに地域のボランティアも参加し、子どもから高齢者まで世代を超えた交流が生まれている。昔ながらの知恵と未来の担い手が交わることで、田んぼが「学びと出会いの場」に生まれ変わっているという。

稲刈りイベント

同社では、米作りは単なる農業ではなく、建設業で支えられた地域に米作りという形で恩返しをする「地域還元の営み」だとしている。

収穫された香登米の新米

いちけんファームが栽培・収穫した「香登米」は、地元の人々の協力や思いを受け継ぎながら育った米。一粒一粒が、地域の誇りであり未来へのバトンになっている。

炊きたての甘みと香りが特徴の香登米を使ったおにぎり

穂の蔵 外観

いちけんファームが育てた香登米は、炊きたての甘みと香りが特徴だ。2019年にオープンした直営のおにぎり専門店「穂の蔵」では、地元で育てた香登米を一つひとつ丁寧に握り、おにぎりとして販売。地元住民や観光客に親しまれている。

地域に必要とされる企業であり続けたい

いちけんファーム 代表

いちけんファームの代表は、次のように話す。

「自分たちが生まれ育ったこの地域に感謝の気持ちを持ち続け、米作りを通じて恩返しをしたいと考えています。後継者がいなくなった、管理が難しくなった農地を引継ぎ、子どもたちに“ふるさとの風景”を残すこと。これからも地域に支えられながら、地域に必要とされる企業であり続けたいと願っています」

炊きたてのおにぎりを食べて、香登米の新米ならではのおいしさを味わってみてはいかが。

■穂の蔵
住所:岡山県備前市香登本847-4
営業時間:9:00~17:00/第3日曜は「穂の蔵朝市」9:00~15:00
定休日:日曜日・月曜日
穂の蔵HP:
https://www.ichiken-farm.com/honokura
穂の蔵Instagram:
https://www.instagram.com/honokura___ichikenfarm
いちけんファームHP:
https://www.ichiken-farm.com

(淺野 陽介)

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