
千葉県銚子市で“農業をエンターテインメント化する”を掲げるくるくるやっほーが販売する2商品が、農林水産省が推進するニッポンフードシフト表彰事業「FOOD SHIFTセレクション」において、地産地消や国産農産物の消費拡大に寄与する産品として、全国1000産品に選出された。
今回の選出は、流通・外食事業者等の専門家から構成される審査委員により、高評価を得たためだという。
「FOOD SHIFTセレクション」とは
「FOOD SHIFTセレクション」に入賞した商品は、アフロきゃべつ餃子とアフロコーンジェラート。入賞した部門は、両商品共に「部門1 地産地消または国産農林水産物の消費拡大に寄与する産品」である。
「FOOD SHIFTセレクション」は、農林水産省が推進するニッポンフードシフトの一環として、改正食料・農業・農村基本法の理念のうち、地産地消または国産農林水産物の消費拡大・みどりの食料システム戦略の推進・家庭備蓄の市場拡大・インバウンド消費拡大という、4つの視点のいずれかに則した優良な産品を全国から選定・発信する制度。
選定された産品には「FOOD SHIFTセレクション認定マーク」の使用が認められる。
くるくるやっほーは「作ったものすべてに責任を持つ」という理念のもと、規格外の生産物を余すことなく活かす6次産業化に取り組んできた。今回の入賞を機にこの取り組みを加速し、フードロスの削減に貢献していくとしている。
なお、入賞産品一覧は、下記「FOOD SHIFTセレクション」公式HPにて公開されている。
入賞商品を紹介
今回入賞した商品は、アフロきゃべつ餃子とアフロコーンジェラート。
アフロきゃべつ餃子は、原材料の総重量約50%に、銚子市産の規格外キャベツ「アフロきゃべつ」を使用している。キャベツの外葉や芯まで無駄なく使い、乾燥・粉末化した「アフロきゃべつパウダー」で風味を引き立てる。
焼き・茹でのどちらでも調理でき、主菜から非常食まで幅広く対応。キャベツの甘みで子ども喜んで食べられる冷凍餃子だとし、お取り寄せ商品として人気がある。価格は15個入りで1,080円(税込)だ。

アフロコーンジェラートは、同社農園の規格外とうもろこし「アフロコーン」(最高糖度19度)を使用。生のとうもろこしの甘みと香ばしさを生かし、素材の味わいを最大限に引き出す製法で丁寧に仕上げている。
千葉県松戸市の「Gelateria Sumi-ya」と共同開発したもので、ラムで煮込んだ乾燥コーンと焼きとうもろこしの香ばしさを組み合わせた味わいに。価格は80ml 600円(税込)だ。
なお、各商品の詳細については、くるくるやっほーHPの商品ページにて確認を。
関連イベントを実施

11月24日(月)には、千葉県銚子市にある同社農園「HenneryFarm」にて、キャベツの苗植え体験を開催する。
イベント当日は、今回入賞したアフロきゃべつ餃子を昼ご飯時に提供するとし、子ども連れの参加も歓迎としている。
同イベントの開催日時は、11月24日(月)10:30〜15:30、料金は、中学生以上は1人昼食代として1,500円(税込)、未就学児・小学生は無料(保護者同伴必須)。下記じゃらんの予約ページより申し込みを受け付けている。なお、日時等は変更となる場合あり。

くるくるやっほー代表・坂尾英彦さんは、規格外野菜に新たな価値を見出し、提案していくことで「一つも捨てない農業」を実現することが同社のミッションとし、「まだまだ問題の多い1次産業ではあるが、次世代に繋いでいける様に農業を楽しく!エンターテイメントとして発信していきたい」と語る。
職人が素材にこだわりを持って作り出した逸品である、「FOOD SHIFTセレクション」入賞のアフロきゃべつ餃子およびアフロコーンジェラートを味わってみては。
■キャベツの苗植え体験
会場:HenneryFarm
住所:千葉県銚子市笠上町7001
予約ページ:https://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000212324/activity/l000068399
くるくるやっほーHP:https://www.hennerymarket.com
「FOOD SHIFTセレクション」HP:https://nippon-food-shift.maff.go.jp/2025/aw_selection_award.html
(さえきそうすけ)
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