【東京都台東区】浅草寺がアースアイズのAI防災・防犯システム「火の見櫓AI」を採用。安全性向上に寄与

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AIによる防犯・防災システムを提供しているアースアイズは、同社開発のAI防災・防犯システム「火の見櫓AI(※)」が、東京都台東区の浅草寺に採用されたことを発表した。

なお、同システムの販売にあたっては、120年以上の歴史と豊富な実績を持つ消火器・消火設備メーカー、初田製作所との協業体制により提供する。

浅草寺は年間約3,000万人が参拝する国内屈指の観光名所であり、歴史的・文化的価値の高い建造物を数多く有している。今回の導入により、火災・不審行動などの早期発見を可能とするAI監視技術を活用し、文化財の保護と参拝者の「安心の場」をさらに強化していく考えだ。

安全性の一層の向上に寄与

浅草寺は国内外から多くの参拝者が訪れる一方で、火災・地震・人為的リスクなどさまざまな防災・防犯対策が求められているという。アースアイズは「AIの力で人を守り、こころ豊かに」という理念のもと、防災・防犯・見守り分野で先進的なAI技術を提供してきた。

一方、初田製作所は120年以上にわたり、消火器・消火設備の分野で長年の実績を誇る企業であり、その信頼性の高い製品と技術力を背景に、今回のシステム販売元として参画する。

このたび浅草寺に採用された「火の見櫓AI」は、アースアイズの先進的な開発力と初田製作所の高い信頼性が融合し、火災検知・防犯・見守りまでを網羅するトータルソリューションとして、安全性の一層の向上に寄与する。

貴重な歴史的建造物を万一の火災発生のリスクから守る


「火の見櫓AI」の運用イメージ

「火の見櫓AI」は、高所に設置したAI搭載カメラで、火災の兆候を24時間365日監視するシステム。広範囲をカバーし、火災発生初期の小さな火柱や煙を瞬時に検出する。発火や煙を検知するとリアルタイムで管理者に通知することにより、火災の早期対応を可能にする。

今回の導入では、浅草寺本堂の周辺に火や煙を検知可能なAIカメラを設置することで、24時間365日見守り続け、貴重な歴史的建造物を万一の火災発生のリスクから守る。

「火の見櫓AI」の初期設置工事はすでに完了しており、AIの追加学習期間となる仮稼働期間を経て、12月中旬より本稼働の予定とのことだ。

浅草寺の庶務部執事の平田真紹氏は、「日々多くの参拝者が訪れる中、安全を確保することがますます重要になっています。AI技術の導入で、より安心してお参りいただける環境を整えていきたいと考えています」とコメント。

アースアイズ代表取締役の山内三郎氏は、「AIの力をフル活用し、日本の宝である浅草寺を守り続けていきたいと考えています。最新技術と文化の融合を通じて、安心・安全な未来を築いてまいります」と想いを語った。

さらに、初田製作所経営企画室室長の佐藤淳也氏は、「私ども初田製作所は、長年にわたり消火器・消火設備を通じて『人命・財産・文化を火災から守る』という使命を果たしてまいりました。今回、アースアイズ社との協業でAIを活用した新たな防災・防犯ソリューションを浅草寺様にご提供できることを大変嬉しく思います。安心のブランドとして、地域と文化財の安全を支えてまいります」と話した。

地域社会の安全・防災力向上に貢献

アースアイズは、今後、文化財・観光地・自治体などへのAI防災システムの導入を推進し、地域社会の安全・防災力向上に貢献していく考えだ。

また、今回の導入を記念して、PR映像「浅草寺×アースアイズ×初田製作所〜伝統と未来をAIが守る〜」を制作。11月25日(火)より同社公式HPで公開予定とのことだ。

アースアイズの今後の取り組みに注目していこう。

■浅草寺
住所:東京都台東区浅草2-3-1
公式HP:https://www.senso-ji.jp

アースアイズ 公式HP:https://earth-eyes.co.jp
初田製作所 公式HP:https://hatsuta.co.jp

※ 「火の見櫓AI」は、アースアイズ社の登録商標です。

(ソルトピーチ)

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