スタッキング可能な3種の木製組み食器「ouyouki」が先行予約販売中

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山中漆器の老舗である石川県加賀市の畑漆器店は、伝統工芸の技と現代のライフスタイルを融合させた3種の木製組み食器「ouyouki(応用器)」を制作。4月2日(水)〜5月30日(金)の期間、クラウドファンディングサイト・Makuake(マクアケ)にて先行予約販売を行う。

老舗が新しい木製組み食器を開発


450年の歴史を持ち、特に木地のろくろ挽きの技術において日本一の生産量を誇るという山中漆器。

石川県加賀市山中温泉にある畑漆器店は、1930年の創業以来、代々受け継がれてきた技術と精神を大切にしながら山中漆器の製造を手がける老舗専門店だ。

今回、畑漆器店は伝統的な禅僧の食器である「応量器」から着想を得て、現代の生活に寄り添う新たな器の開発に取り組んだ。


応量器とは大中小の器を組み合わせた食器で、修行中の禅僧は“必要な量”に応じて器を使い分けていたという。その収納性や僧侶が使用するミニマルな道具のイメージが評価され、アウトドアシーンでは応量器を踏襲した組み食器が定番に。一方で、同じ形状を重ねる設計は器として使い勝手が悪く、普段使いしづらい側面もある。


このような課題を解決するために、異なる形状の器を組み合わせる木製組み食器「ouyouki」が誕生した。

“用”に“応”じて使える食器


「ouyouki」は、dish(皿)、bowl(椀)、cup(カップ)を組み合わせてスタッキングできる食器セット。3種の器が巧みに重なり、用途や容量に応じて使い分けられる。


登山用クッカーやシェラカップとも相性の良いサイズに設計されており、同サイズの器同士と重ねられるので収納に場所を取らない。


また、取扱説明がプリントされた手ぬぐいは、拭いたり包んだりと多用途に使えて便利。例えば手ぬぐいに包んだ器をアウトドアクッカーに収納すれば、コンパクトに持ち運ぶことが可能だ。


さらに、掌に収まるすり鉢型の器は底に手の掛があり持ちやすく、ホールド性抜群。

木地はすべて山中漆器の技法で製造しており、木の風合いと職人技が調和したデザインに。山登りやキャンプなどのアウトドアシーンはもちろん、自宅での食事にも馴染む実用性と美しさを兼ね備えている。

「ouyouki」の発売情報


「ouyouki」は、2種類のセットを初回ロット限定・特別価格にて販売する。

「ouyouki M set」の小売販売予定価格は11880円(税込)。セット内容は、dish M×1、bowl M×1、cup×1、手ぬぐい兼取扱説明書×1の4点だ。「ouyouki L set」の場合、小売販売予定価格は18700円(税込)。こちらはdish M×1、dish L×1、bowl M×1、bowl L×1、cup×1、手ぬぐい兼取扱説明書×1の6点となっている。

販売期間は4月2日(水)8:00〜5月30日(金)22:00で、6月下旬にデリバリー予定とのこと。

伝統工芸の技を感じる便利な木製組み食器で、日常生活からアウトドアに至るまで心地よく食事を楽しんでみては。

Makuake:https://www.makuake.com/
プロジェクト名:アウトドアで、日常で。 3種の器が巧みに重なる木製食器 \ ouyouki /

畑漆器店 公式サイト:https://www.hatashikki.jp/
畑漆器店 公式Instagram:https://www.instagram.com/hatashikki/

(紫原もこ)

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