さいたま市立博物館 で、6月1日(日)まで、第36回企画展「地図で見るさいたまの近代」が開催されている。
さいたま市域の姿やその発展の歴史
さいたま市域の姿は、江戸時代からさまざまな村絵図などに記されてきた。
明治時代に入ると、政府による国土全体の姿を正確に写した地形図や、地租改正事業に伴う、一筆図に始まる土地の詳細な図面、さまざまな事業に先立って作られる計画図、商業などの広報のために作られる案内図など、目的に応じて多種多様な地図が作られてきたという。
「地図で見るさいたまの近代」では、こうしたさまざまな地図やその製作過程を通じて、さいたま市域の姿やその発展の歴史を紹介している。
「デジタル展示」も実施
展示は、「はじめに」と題して、地図の基礎知識を紹介。
第1章「正確な地図」では、五万分一地形図「大宮」(大正~昭和)など、第2章「便利な地図」では、「最新浦和町案内全図」(昭和8年)、「大宮商工並ニ名勝案内地図」(昭和9年)など、第3章「未来の地図」では、「岩槻市都市計画図」(昭和53年)、「埼玉県氷川公園改良計画」(大正12年)などを鑑賞することができる。
また、展示資料の一部と、展示スペースの都合により実物展示が難しい関連資料合計6点を、ウェブ上で観ることができる「デジタル展示」を行っている。公開期間は、令和8年3月末までの予定だ。
さらに、学芸員による展示解説も実施。4月27日(日)、5月25日(日)の11時~/14時~各40分程度で行われる。場所は、特別展示室。参加費は無料で、事前申込不要だ。
さいたま市立博物館について
さいたま市立博物館では、さいたま市に関する歴史・考古・民俗等の資料を収集・保存し、展示を行っている。
常設展示では、さいたま市の歴史と文化を紹介、楽しく学べる郷土学習・体験コーナーも用意。このほか秋の特別展、春の企画展、夏の「夏休み子ども博物館」、冬の「さいたま市のうつり変わりと人びとのくらし展」、各種の体験講座や古文書講座、さいたま市民大学(歴史コース)などを開催している。
また、4月26日(土)、29日(火)、5月1日(木)、3日(土)には子どもわくわく体験講座が開催される。定員いっぱいになった講座もあるため、早めにチェックしてみて。
さいたま市立博物館は、大宮駅の東口から約15分。氷川神社の二の鳥居の近くにある。そして、隣は元々大宮図書館で、現在は商業施設やさいたま観光国際協会も入る施設「Bibli」だ。この時期は、このあたりを歩いているだけでも気持ちいい。思わず立ち寄りたくなるお店もたくさんある。
さいたま市立博物館の「地図で見るさいたまの近代」はもちろん、大宮の街歩きも楽しんでみては。
■第36回企画展「地図で見るさいたまの近代」
期間:3月8日(土)~6月1日(日)
会場:さいたま市立博物館 1階 特別展示室
時間:9時~16時30分
休館日:月曜日(5月5日は開館)、3月21日(金)、4月30日(水)、5月7日(水)~9日(金)、13日(火)
入館料:無料
詳細:https://www.city.saitama.lg.jp/004/005/004/005/008/005/002/p118919.html
(ソルトピーチ)
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