on the tripが、4月21日(月)より「東京ベイ潮見プリンスホテル」と連携して、宿泊者の人に、ホテルに点在するいくつものアートを物語とともに伝える多言語音声ガイドをスタートした。
5つめの架空の宿場町「東京ベイ潮見プリンスホテル」
京都から江戸に都が移った江戸時代、日本橋を中心に日本全国を旅するための交通網が発達した。
そのとき、旅の拠点となる4つの宿場町が誕生。当時は「江戸四宿」と呼ばれ、今も名前に名残のある「新宿」をはじめ、品川宿、板橋宿、千住宿に旅人たちが集まっていた。
そのことにちなんで東京とディズニーリゾートのある舞浜をつなぐ、5つめの架空の宿場町として新たに建てられたのが「東京ベイ潮見プリンスホテル」だ。
かつて海だった同ホテルがある場所は、今も都会の喧騒から隔てられ、静かに東京の「島」に佇んでいる。館内には「EDO×TOKYO」をコンセプトにしたアートが展示され、造船所や工場が立ち並ぶ潮見の歴史を反映しているそうだ。
館内のアートを巡る旅を体験
音声物語で「東京ベイ潮見プリンスホテル」のアートを巡る旅を体験することができる多言語音声ガイドは、チェックイン時からスタート。チェックインすると館内のアートを説明したチケットが渡され、宿泊者は、好きな時間に自分のスマホとともに館内のアートツアーを開始することができる。
部屋の中でまるでラジオのように聞き流すことも、部屋へ向かう最中に聴きながら歩くことも可能。館内に展示されている8つの大型作品と、11個の作品の合計19作品をガイドで案内することで、今までにはない新しいホテルの楽しみ方が増えるという。
さらに、今回はホテルの入り口にブースを設置し、ホテル内のアート作品が一目瞭然でわかるようにしているとのこと。宿泊者は展示されている紙を自由に持ち運ぶことができる。
この体験は、「東京ベイ潮見プリンスホテル」の宿泊者は誰でも無料で利用可能だ。
on the tripの取り組み
「東京ベイ潮見プリンスホテル」に多言語音声ガイドを提供しているon the tripは、まちの歴史、その土地が持つ物語について丹念に取材を行い、まるで映画や小説のように人の心を動かす作品のようなガイドを制作。ガイドを聴くことにより、訪れた場所への理解が深まり、旅の体験がふくらむという。
オーディオガイドは制作費を受け取ってつくるものと、制作費無料で実施する取り組みがあるとのこと。無料で実施する場合も、多言語(英語・中国語)の音声・テキストの制作、ポスターやMAPなど各種ツールのデザイン、WEB制作、書籍制作やデジタルマーケティングなど、ガイドに必要なものを制作している。
その代わりに、オーディオガイドを含めた入館料を設定し、その料金をシェアしてもらう仕組みになっているそう。例えば、入館料が500円の施設の場合、800円に再設定し、その代わりに施設の情報や魅力を深く理解するためのツールとしてオーディオガイドを提供してもらう。差額の300円×利用者数の収益を、施設側とon the tripで互いにシェアするという流れだ。
この取り組みは、日本の文化財の入館料が他国と比べて安く、来場者がどんな体験ができるのか十分に伝わっていないという課題からスタート。on the tripは、日本の文化財には誇るべき物語があるにもかかわらず、まだまだその魅力を来場者に伝えられていないと考えており、こういった課題を、デジタルを使ってアップデートしたいという思いを持っているとのことだ。
アートをきっかけに、江戸から現代まで続く東京の文化の一端を知り、「東京ベイ潮見プリンスホテル」からはじまる新しい旅を楽しんでみては。
■東京ベイ潮見プリンスホテル
住所:東京都江東区潮見2-8-16
「東京ベイ潮見プリンスホテル」多言語音声ガイド:https://on-the-trip.net/spots/730/purchase?locale=ja
(佐藤ゆり)
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