【三重県伊勢市】廃校を再活用する地域共創プロジェクト「神社Cheers」始動!クラファンに挑戦中

LOCAL


7月7日(月)、三重県伊勢市と二軒茶屋餅角屋本店(以下ISEKADO)は、旧神社小学校を再活用する地域共創プロジェクト「神社Cheers(かみやしろチアーズ)」の始動を発表する合同記者会見を開催。同日より、施設整備と運営に向けたクラウドファンディングも開始した。

廃校を地域共創の拠点へ


伊勢市神社港にある旧神社小学校は、2021年に閉校。かつて子どもたちの学びの場であり、地域の交流の拠点だったこの場所は、少子化の波とともにその役目を終えていた。

加えて、地域の起業支援を担っていた伊勢市産業支援センターも2024年3月末に廃止され、若者や挑戦者のための環境が失われつつある。

1575年創業の伊勢の企業であるISEKADOは、廃校となった旧神社小学校に、まだ“役割”があると信じている。地域の知恵と文化、自然に囲まれた環境、そしてそこに生きる人々の力。この土地には、未来をつくる可能性が眠っている。だからこそ、誰かが何かを始めたくなるような「空気」と「土壌」を、この場所にもう一度つくりたいと考えた。


そこで、ISEKADOと地域の手で、旧神社小学校を再活用する地域共創プロジェクト「神社Cheers」を始動。このプロジェクトは、伊勢市との協定のもとで旧校舎をリノベーションし、起業支援と地域交流を組み合わせた複合施設として再生するものだ。

伝統を守る一方で、クラフトビール事業・酵母研究・R&D型の商品開発にも注力するISEKADOは、企業の挑戦者としての姿勢と、地域の未来への責任を融合した「発酵型まちづくり」プロジェクトとして、「神社Cheers」が「誰かの一歩を後押しする装置」となることを、本気で目指している。

挑戦と出会いの交差点「神社Cheers」

「神社Cheers」は、子どもから高齢者まで、地域の人や外からの人、ただ立ち寄った人、これから何かを始めたい人、そんな人たちが自然に混ざり合い、語らい、励まし合える場所を目指している。

インキュベーション・スタートアップ支援エリアでは、主にフードテック・発酵・バイオ分野の起業家を対象に、ISEKADOの技術・研究資源と接続した支援を展開。循環型実証施設では、麦芽粕やキノコ廃菌床を活用した昆虫飼育、養蜂など、地域循環型の実験を推進する。オフィス/コワーキング/シェアキッチンは、多様な事業者や研究者が共に働く空間として、企業や地域との共創を促進する役割を担う。図書室・地域交流スペース・カフェ(予定)は、地域の親子や高齢者が気軽に立ち寄れる、居場所としての空間を目指す。

また、災害時には「神社Cheers」を避難場所として地域に開放することも地元自治区との間で覚書を締結済だという。

クラウドファンディングについて


ISEKADOでは、現在「神社Cheers」の整備・運営にあたり、全国の人々からの応援を募るクラウドファンディングをfor goodにて実施している。

集まった支援は、施設の内装改修費、図書室の蔵書購入、地域イベントの準備などに活用される予定だ。リターンは、限定グッズ、オリジナルラベルビール、ネームプレートなどが用意されている。

スケジュールは、7月7日(月)よりクラウドファンディングと入居募集を開始し、8〜12月に第1期改装・整備工事を実施、2026年1月にグランドオープン予定となっている。「神社Cheers」の最新情報や入居者紹介、イベントレポートなどは、公式サイトやSNSで随時発信している。

伊勢市の新たな未来を育むプロジェクト「神社Cheers」の取り組みを応援してみては。

for good:https://for-good.net
プロジェクト名:未来を育む複合施設を作りたい!ビジネスマンも地域住民も集まる居場所作り!

神社Cheers 公式サイト:https://kamiyashiro-cheers.jp
神社Cheers Instagram:https://www.instagram.com/kamiyashiro_cheers_official

(yukari)

The post 【三重県伊勢市】廃校を再活用する地域共創プロジェクト「神社Cheers」始動!クラファンに挑戦中 first appeared on ストレートプレス:STRAIGHT PRESS - 流行情報&トレンドニュースサイト.

タイトルとURLをコピーしました