桐たんす職人が実話を元にAI作曲技術で作った、うたドラマ『桐たんす物語』三部作配信

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福岡県に本社を構える総桐たんす和光は、実話を元にした“家族のドラマ”をAI音楽で贈る、うたドラマ三部作『桐たんす物語』を、8月1日(金)にYouTubeで公開した。“うたドラマ”とは、楽曲を数話に分け、音楽だけで物語を展開する新しい表現スタイルだ。

リリース記念イベントとして、8月1日(金)~10月末の期間の長期に渡り、総桐たんす和光の本社ショールームにて「桐たんす特別展示会」を開催。来場者にCDをプレゼントする。

職人の視点とAI音楽で紡ぐ感動の三部作

かつて日本の婚礼文化に欠かせなかった桐たんす。母から娘へと託される“家族の宝箱”には、世代を超えて受け継がれてきた深い想いが込められている。

その伝統の物語を、桐たんす職人としての実体験と最先端AI技術を掛け合わせることで、“今の時代にしかできない形”で楽曲として描き出したのが、うたドラマ三部作『桐たんす物語』。“家族の宝箱”に託された親子の絆や受け継ぐ心を、“うたドラマ”と言う新しい形で届ける。

第一話『~娘に残すもの~』、第二話『~母が残した宝箱~』、第三話(最終話)『~15年後の手紙~』という内容だ。

楽曲は、AI作曲技術を用いているが、同社代表の加島功一氏みずから、ソフトウエアを動かし、編集やミックスやマスタリングにいたるまで専門的な技術作業を手がけた。

三部作の超大作でもあり、聞き応えは凄い。風景描写がとてもドラマチックで、まるでドラマを見ているかのように作り込まれている。

楽曲制作の背景と思い


加島氏は、楽曲制作の背景について「実際にショールームでお客様と向き合う中で、“母が娘に桐たんすを託す”瞬間に幾度となく立ち会ってきました。そのたびに、ただの家具ではない、家族の歴史や温もり、そして幸せを願う深い愛情と願いが、この一棹に込められていると心を揺さぶられ、強く実感することがありました。近年は婚礼文化の変化や時代の流れの中で、こうした伝統が急速に失われつつあり“なぜ、桐たんすを持たせるのか?”――その意味を知る人は少なくなりました。だからこそ、今の時代にあらためて“受け継ぐ意味”を問い直したい――その強い想いでこの楽曲を制作しました。」と語る。

そして加島氏は、「この作品を通して、家族の想い、そして日本の大切な文化技術を“未来へ残す”ことの意味、日本の職人が作る高品質の家具を、もう一度見つめ直してほしい。そして、“一生もの”を大切にする心を、次の世代へつなげてほしい」と語った。

総桐たんす和光について

総桐たんす和光は、桐のプロフェッショナル。伝統的な桐たんすを中心に高品質な家具を提供している。

桐の持つ軽さや温かみを活かし、現代のライフスタイルに合った家具や生活用品を開発。環境に配慮し、修理・再生サービスを通じて持続可能な未来に貢献する。家具を通じて豊かな生活を提供し、日本の伝統と桐の魅力を未来へ繋げていくことを使命としている。

同社は、1962年に、日本一の家具生産地、福岡県大川市で「和光木彫工芸社」として創業。手彫り彫刻を施した木彫家具の生産をスタートした。

その後、1986年に現在の社名となり、隣接する大木町に本社を移転し、“婚礼家具の代名詞”と呼ばれる桐たんすの製造を本格的に開始。九州最多の展示数を誇るショールームを持ち、九州屈指の桐たんす専門店として、大川家具の伝統の技に革新をプラスし現代のライフスタイルに合わせたものづくりを続けている。

実話を元にした“家族のドラマ”をAI音楽で展開する、うたドラマ三部作『桐たんす物語』をチェックしてみては。

うたドラマ三部作『桐たんす物語』再生リスト:https://youtube.com/playlist?list=PLXsg7dRVjsqdo_0t64E56onm_unn_cu9C&si=PV0kMlUACqt1c40e

※この作品は、クリエイティブ・コモンズ「表示 3.0 国際(CC BY 3.0)」ライセンスで提供を実施しているため、クレジットを表記するだけで、誰でも自由に利用可能。クレジットの記載方法は動画の概要欄から確認を。

(Higuchi)

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