
PHOTO MIYOTA 2024の展示風景
御代田町とアマナからなる浅間国際フォトフェスティバルPHOTO MIYOTA実行委員会は、8月2日(土)~9月30日(火)の期間、「浅間国際フォトフェスティバル2025 PHOTO MIYOTA」を開催する。
展示テーマは「まだ見ぬ世界」

PHOTO MIYOTA 2024の展示風景2
浅間山麓の美しい自然の中で、さまざまな写真体験ができるアートフォトの祭典「浅間国際フォトフェスティバル」は、今年で6回目を迎える。
2025年の展示テーマは「UNSEEN WORLDS まだ見ぬ世界へ」。アマナが刊行するアートフォト専門誌『IMA』のエディトリアルディレクター・太田睦子氏のキュレーションのもと、御代田町ならではの衣食住と多様な写真表現を楽しむ複合施設「MMoP」をメイン会場とし、同町内の公園や公共施設にも屋外展示を実施。これまでとは一味違う回遊体験を楽しめる。
キービジュアルに選出されたのは、ブラジル人写真家Luisa Dörr(ルイーザ・ドア)氏の作品群「IMILLA」から、南米ボリビア高地の先住民女性を象徴する伝統衣装「ポジェーラ」を纏ったスケーターの少女たちの写真。
もう一つのキービジュアルは、オランダの写真家Sander Coers(サンデル・クース)氏の「POST」から選出。祖父母のアルバムをもとに、1940~90年代の風景や服装、色彩を模した偽の家族写真をAIで画像生成し、新たな物語を立ち上げている。時代ごとに構築されてきた男性性を可視化し、写真や記憶の真正性を見る者に問いかけるような作品だ。

Elsa Leydier「LA HOJARASCA〈2023〉」
さらに、今年も国際色豊かな写真家たちが参加する。
自然の中に潜む異質な美をとらえるフランスのElsa Leydier(エルサ・レディエ)氏、

Stephen Gill「Best Before End〈2013〉」
レンズに蟻を忍ばせたり、鳥の動きを感知したり、自動シャッターで私たちの知らない動物の生態を見せてくれるStephen Gill(スティーブン・ギル)氏など、全16作家・約300点の作品を展示する。
その他の写真家は、Ronghui Chen氏(中国)、Maren Jeleff氏/Klaus Pichler氏(オーストリア)、Laure Winants氏(ベルギー)、Karolina Wojtas氏(ポーランド)、石場文子氏(日本)、小原一真氏(日本)、小山泰介氏(日本)、konst(日本)、THE COPY TRAVELERS(日本)、富安隼久氏(日本)、松井祐生氏(関川卓哉氏)(日本)などが参加。
さらに、アマナ所蔵の戦後の日本写真企業コレクション「アマナコレクション」から24作家・約200点のオリジナルプリント作品も展示する。
浅間国際フォトフェスティバルPHOTO MIYOTA実行委員会は、「アートフォトを通じて、見えるものと見えないものが交錯する瞬間を体験することで、私たちの意識を超えた未知の領域に触れる機会を提供します。(一部抜粋)」とコメントを寄せた。同委員会は、展示を通して、自分の世界観や価値観を問いただすきっかけとなることを目指している。
レンタルサービス、フォトブースも設置
会期中は、遮光率・UVカット率100%の傘ブランドuntule(アントゥーレ)が、傘の無料レンタルを実施。
京都発の電動自転車BRUNO(ブルーノ)による、「BRUNO Bike」のレンタルも行われる。
また、「浅間国際フォトフェスティバル2025 PHOTO MIYOTA」限定コンテンツとして、「MMoP」に韓国発のセルフフォトブースと、
インスタントカメラチェキ(instax)も登場!撮影した写真はそのまま持ち帰れる。
PHOTO MIYOTAオリジナルデザインのフレームで思い出づくりをしてみては。
マルシェやワークショップも開催!
さらに、マルシェやワークショップなど、大人から子どもまで楽しめるイベントも開催する。
8月15日(金)・16日(土)10:00~17:00、8月17日(日)10:00~15:00は「Union Garden: the British festival in Miyota」を開催。イギリスのグルメや直輸入のライススタイル雑貨など、約30店舗が出店する。
9月20日(土)9:00~16:00、9月21日(日)8:00~16:00は、県内を巡回するコーヒーの祭典「長野コーヒーフェスティバル」派生のコーヒーの祭典「MIYOTA COFFEE WEEKEND by NAGANO COFFEE FESTIVAL」を開催。全国から集う自家焙煎のコーヒー店をはじめ、フード・グッズなど多彩な店舗が勢ぞろいする。
さらに、御代田町内の対象店舗で受けられるお得なサービスも見逃せない。会期中に、対象店舗でチケットを提示すると割引やノベルティなどの特別なサービスを受けられる。なお、特典内容は店舗ごとに異なるので、詳細は回遊MAPで確認しよう。
多様な視点やアプローチで「まだ見ぬ世界」への扉を開く。自分の世界観や価値観を見つめ直すきっかけとして、「浅間国際フォトフェスティバル2025 PHOTO MIYOTA」に足を運んでみては。
■浅間国際フォトフェスティバル2025 PHOTO MIYOTA
開催日時:8月2日(土)~9月30日(火)10:00~17:00 ※屋内展示の最終入場は16:30まで
会場:MMoP(モップ)
住所:長野県北佐久郡御代田町大字馬瀬口1794-1
料金:入場無料/屋内展示鑑賞チケット1,200円 ※会期中何度でも利用可能、中学生以下無料
詳細:https://asamaphotofes.jp
(Kanako Aida)
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