茨城県笠間市と水戸信用金庫は、友部駅周辺エリア活性化事業の一環として、空き家・空き店舗の活用と地域人材の育成を目指し、実践的なまちづくり講座「まちの編集学校」(全5回)を開講する。
講座開催の経緯
笠間市友部駅周辺エリアは、市の玄関口でありながら、近年の人口減少に伴い空き家・空き店舗が増加している。笠間市としては、これらの遊休不動産を、地域で事業を起こしたい人材や新たな挑戦をしたい人々の活動拠点となる「地域資源」として捉え、空き家活用を通じた地域コミュニティの醸成により、友部駅周辺エリアの活性化と関係人口の創出を目指している。
講座の内容
「まちの編集学校」では、「空き家は、街の余白。編集すれば、未来の拠点になる」をコンセプトに、市が用意した実際の3物件を題材に、地域や物件の状況に合わせた事業計画を作成。チーム制で地域を読み解き、コンセプトづくりから事業計画作成までを実践的に学ぶ機会を提供する。
また、笠間市と水戸信用金庫が全面バックアップし、融資相談や専門家によるメンタリングを提供。さらに、一級建築士など専門家も交えたより実践的なインプットを実施する。
講座の最後には、受講生が各々の事業プランを発表し、熱意がある人はそのまま事業化まで進むことが可能。継続的な支援を受けることができる。
講座の企画・運営事務局は、「地域から価値をつくる」を掲げ、まちづくり活動をしているまちの編集社・Coelacanth(シーラカンス)が担う。
講座のスケジュール
「まちの編集学校」のスケジュールは、10月13日(月・祝)13:00~17:00に、DAY1「人と街の文脈を読み解く」でフィールド調査を実施、12月7日(日)13:00~17:00に、DAY2「素材を再構築し、編集する」でコンセプトからゾーニング(空間)へ落とし込み、2026年1月17日(土)10:00~17:00と18日(日)9:00~12:00に、DAY3・4「物語を始める」でアイディアとお金の関係性を考えて事業を作成、個別相談会・交流会・中間発表を行う。
そして、2026年3月1日(日)14:00~17:00に、DAY5「あなたの視点で編集したアイディアを発表しよう!」でプラン発表会を行う。DAY1~DAY5は笠間市内で開催。詳細は受講前にアナウンスがある。
講座概要
「まちの編集学校」の参加費は5,000円(税込)、参加人数は定員15名で、応募者多数の場合選考となり、友部駅前の活性化に関心がある人を優先することがある。
応募条件は、友部駅前の物件を活用し、今後、事業展開を検討している人(友部駅前エリアだけではなく、周辺エリアの活性化も対象)、笠間市内の空き家/店舗活用に関して興味がある人、原則全日参加できる人、zoomでのフォローアップがあるため、zoomやメールなどのオンラインツールが使える人。
申込の締切は10月4日(土)23:59まで。現在申込フォームで予約を受け付けている。
プレイベントを開催
9月28日(日)14:00〜16:00に友部公民館で、松戸に拠点を置き、不動産活用から街に関わる多くの拠点を生み出しているomusubi不動産の殿塚氏をゲストに招き、「まちの編集学校」についての説明も含めたプレイベント「まちを編集し、地域に顔の見える人との暮らし方」が実施される。プレイベントへの参加申込は、講座と同じ申込フォームにて受付中だ。
友部駅周辺エリアの空き家や空き店舗情報を募集中
笠間市では、友部駅周辺エリアの空き家・空き店舗情報を募集している。 物件オーナーや心当たりのある人は、市担当部署まで問い合わせを。
笠間市友部駅周辺エリアで事業を起こしたい人や新たな挑戦をしたい人は、「まちの編集学校」に参加してみては。
まちの編集学校 詳細:https://www.city.kasama.lg.jp/page/page016606.html
申込フォーム:https://forms.gle/DUi7wX1tXCExG14WA
(yukari)
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