グアテマラの「未来のリーダーを作る日本式学習塾」がオンライン授業参観を初開催!

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グアテマラ共和国・マヤ先住民地域における教育活動を行う幸縁(しえん)は、オンライン授業参観を9月20日(土)日本時間7:30~8:30で開催する。

幸縁は「支援から幸縁へ」をキャッチフレーズに、グアテマラと日本双方に価値を生む教育活動を展開。奨学金事業、英語教育プログラム、国際交流事業、現地学習塾「アカデミア100」の運営を通じて、未来を担うリーダーを育成している。

日本の教育方法を取り入れる学習塾「アカデミア100」


2023年に中米グアテマラに開設した学習塾「アカデミア100(シエン)」では、リーダーの育成を目指し、基礎学力を身に着けられる場所を実現している。

学校ではなかなか基礎学力が身に着かない現状があるところから、算数・スペイン語を中心に、その他、英語、音楽、図工、リーダーシップ教育等を行い幅広い学びを提供している。

現在、塾には小学3年生から6年生までの約30名が在籍しており、日本の教育方法を取り入れながら週2回、学習している。

自分の新たな可能性に気付く「音楽」の時間


今回、同学習塾の塾生やスタッフたちがどのように活動をしているのかを、オンラインで見学できる機会を用意した。

7:30~7:45は音楽の時間。日本から寄贈したピアニカがグアテマラでどのように活用されているのかを見られる。最後には子どもたちによるピアニカの演奏もある。

音楽の時間では豊かな感性、表現する力を養い、自分の新たな可能性に気が付くことができる能力を育てている。グアテマラの小学校では音楽という授業はほとんど指導されていない。

そこで、同学習塾では楽器での演奏を通し、子どもたちの心や感情を育てる情操教育を提供することで、子どもたちの感性、表現力を育んでいる。

学習の土台を作る「スキルタイム」の時間


7:45~8:00はスキルタイム(読み書き計算強化活動)の時間。日本で百ます計算を普及した隂山英男先生から助言をもらい、徹底反復学習として、音読、ます計算、書き取りテストを5分ずつ行う。各活動の切り替えが5秒で行われているところも見どころだ。

徹底反復を行うことで基礎学力、集中力を育てている。このスキルタイムの15分によって、子どもたちの学力は大きく成長している。


百ます計算の足し算を5分間以内に終わらせることができなかった子どもたちが、3か月後には3分の1の子ども達が5分を切ることができるようになった。

また、ここで鍛えられた集中力はほかの教科でも生きており、子どもたちの学習の土台作りとして重要な位置づけとなっている。

「算数とスペイン語」で基礎計算力と読み書き力を育成


8:00~8:15は算数とスペイン語の時間。ここからは、能力別に2つのグループに分かれて、子どもたちは算数とスペイン語の教科を学ぶ。

算数では基礎計算力を養うために、計算カードや10ます計算といった反復練習をしている。スペイン語では、読む力と書く力を育てている。読書を通じて語彙力、読解力、想像力を養う。


学習塾がある市には本屋がないため、子どもたちは本に触れる機会がない。そのため同学習塾で本を貸出し、自宅でも本に触れることができる機会を提供している。

筆記活動を通じて、正しいスペルで長い文章を書く力、豊かな表現力を養っている。子どもたちは徐々に長い文章を書けるようになってきている。当日は読書活動を見ながら、子どもたちにもインタビューする予定だ。

グアテマラの学習塾を応援するクラファン開催中

6年間真面目に小学校へ通っても、四則計算ができるようにならない現実がある中、グアテマラのマヤの村で奮闘している子どもたちと教師たちがいる。

今回のイベントでは、グアテマラの子どもたちのリアルな姿を中継で見て、同学習塾が日本の人々のサポートのおかげでどこまで成長したのかを見てもらいたいと考えている。

グアテマラ学習塾「アカデミア100」オンライン授業参観の開催形態はZOOMで、参加費は無料。申し込みは、記事下部の参加申込ページから。


また、現在、この学習塾を運営するためのマンスリーファンディングも行っている。

グアテマラの子どもたちのリアルな姿が見られるオンライン授業参観に参加しよう。

グアテマラ学習塾「アカデミア100」オンライン授業参観参加申込ページ:https://academia100.peatix.com

幸縁クラウドファンディングページ:https://congrant.com/project/shien100/18240
プロジェクト名:グアテマラの学習塾を日本から応援するマンスリー幸縁

(佐藤 ひより)

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