【青森県十和田市】奥入瀬渓流温泉内の空き家を“暮らすように泊まる”民泊施設に!クラファン開始

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再生させる空き家

奥入瀬屋は、奥入瀬渓流温泉内の空き家を「暮らすように泊まる」民泊施設へ再生活用させるため、11月15日(土)~12月31日(水)の期間、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて、資金調達を行う。

修繕費の一部をクラファンで

青森県十和田市の有名な観光地「奥入瀬渓流」の入口にあり、奥入瀬渓流観光の際の宿泊地として「奥入瀬渓流温泉」がある。


奥入瀬屋は現在、「奥入瀬渓流温泉」内にある空き家を再生活用させ民泊施設として復活させるプロジェクトを実施しているが、空き家内の浴槽や配管が温泉成分によって大幅な修復が必要な状態のため、修繕にかかる費用が大きくなっているそう。

そこで、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて、修繕費の一部として目標金額300万円の資金調達を行う。そして、2026年7月に貸切温泉宿「奥入瀬屋」をオープンする予定だ。

リターン品には奥入瀬渓流に来る人も、遠くに住んでいて来ることが出来ない人にも喜んでもらえるよう、宿泊券や十和田の案内、十和田市の産品送付などを用意している。

現在の問題点

奥入瀬渓流は、国内外からの多くの観光客で賑わい、年間約200万人が訪れるそう。

しかし、奥入瀬渓流の入口にある「奥入瀬渓流温泉」は、賑わっているのかと言えばそうではないのだとか。少子高齢化により廃業したレストランや居酒屋、宿泊施設などが立ち並び、空き家だらけの温泉街になっているという。

温泉街は、歩いて巡るのも醍醐味の1つであり、観光客は歩いているそうだが、空き家が立ち並ぶ景観を見て、すぐに移動してしまうそう。

これによって引き起こされている大きな問題点が、観光消費額が低いこと。人がたくさん来ているのに、お金が使われずに観光が地域貢献できていないという。

奥入瀬屋は、観光客が多く来ている現在、この問題を解決することが地域全体の発展につながると考えている。

代表・金子周平氏について


十和田市で「一棟貸宿 奥入瀬屋」を運営している奥入瀬屋の代表・金子周平氏は、2021年4月に地域活性化起業人として、観光による地域貢献のために、都内の旅行会社から青森県十和田市に移住し、十和田市の観光協会で2年ほど働いていた。

地域活性化起業人制度の期限が終わり、都内に戻る辞令が出た時、すでに金子氏は十和田市が好きになっていたそう。そして、「もう少し、十和田に居たい。やりたい事もいっぱいある。よし、仕事を辞めてやりたいことをしよう!」と即決したという。


それから、「奥入瀬渓流」の入口に住みながら空き家をDIYで直し、民泊を開業。地域の有志の人と協力し失われたお祭りを復活させたり、温泉街の空き土地を活用し、飲食提供の場を創出したりしてきた。また、YouTubeによる情報の発信も行っている。

同氏は、空き家を一つ一つ直し活用することで、この温泉街を歩き「また来たい」「奥入瀬渓流温泉に関わってみたい」と思う人が一人でも増えればと願っている。

同氏は、「移住者の私を優しく受け入れてくれた地域の皆様ともう一度賑やかな温泉街で過ごしたい。建物も人も文化もいつまであるか分かりません。

過去からの引継を私がしっかりと行い、将来この地で活動したいと思った方に少しでも活動しやすい場所・居住空間や店舗を残すために、まだ使える空き家を再生活用し、過去から未来への引継役になりたいと思います(一部抜粋)」とメッセージを発している。

奥入瀬渓流温泉内の空き家を民泊施設に生まれ変わらせるプロジェクトを応援してみては。

CAMPFIRE:https://camp-fire.jp
プロジェクト名:【未来への繋ぎ】空き家再生!町の本質を届ける「暮らすように泊まる」民泊を作りたい

(Higuchi)

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