古窯ホールディングスが運営する「⽇本の宿古窯」は、フルーツ王国山形が抱える農業の人手不足という地域課題に対し、宿泊を通じて貢献できる新しい旅のスタイル「猫の手マッチング旅プラン」を、5月10日(土)より販売開始した。
地域と旅行者、双方にメリットのある旅の形を提案
山形県は、さくらんぼ、ぶどう、ラ・フランスなど、全国に誇る高品質なフルーツの一大産地。しかし、全国的な傾向と同様に、農業従事者の高齢化や後継者不足が進み、特にさくらんぼのような収穫時期が短く、繊細な作業が求められる作物においては、慢性的な人手不足が深刻な課題になっているという。
また、近年旅行者のニーズは多様化しており、単なる観光地巡りだけでなく、その土地ならではのユニークな体験や、地域社会との繋がりを求める傾向が強まっているという。
タビナカ体験予約サイト「Klook」の調査(※)でも、ミレニアル世代とZ世代を中心に「体験」が旅の最優先事項となっており、ユニークで思い出に残る体験を重視する旅行者が90%以上にのぼることが明らかになっている。
このような背景を踏まえ、「日本の宿古窯」は、山形の魅力を発信する観光業に携わる企業として、この地域が抱える重要な課題に対し、「何かできることはないか」という思いから、「山形独自の体験をしたい」という旅行者と、「猫の手も借りたい」農園をマッチングし、お得な宿泊料金で農業体験と地域貢献を同時に実現する地域貢献型の新しい旅の形「猫の手マッチング旅プラン」を企画した。
さくらんぼ時期のプラン概要
さくらんぼ時期の「猫の手マッチング旅プラン」では、「日本の宿古窯」にお得に宿泊しながら、提携農園「高橋フルーツランド」にてさくらんぼの収穫や箱詰めといった農業体験を通じて、農園の人手不足解消に協力できる。体験後には、農園で採れたフルーツを使った美味しいパフェのプレゼントも用意されている。
山形県内で観光果樹園として人気の農園「高橋フルーツランド」は、美味しいフルーツ作りはもちろん、来園者が楽しめる体験提供にも力を入れているフルーツ農園だ。
宿泊期間は5月10日(土)~7月6日(日)で、さくらんぼの収穫状況により早期終了の場合がある。「高橋フルーツランド」のカフェが木曜定休のため、水曜日は販売停止となる。
予約は1日5組までで、農業体験の都合上、大人のみの予約となる。農園への移動は、自家用車や公共交通機関等、各自での手配となる。
スケジュール例は、1日目の15:00以降に「日本の宿古窯」にチェックイン、宿泊。2日目の7:00に朝食、8:30にチェックアウト、8:40より農園へ移動、9:00から農園でのお手伝い・地域体験、11:00に現地にて解散、というスケジュール。
「地域貢献に興味がある」「農業を体験してみたい」「思い出に残るユニークな旅がしたい」という人にぴったりのプランとなっている。
「日本の宿古窯」が目指す今後のビジョン
「日本の宿古窯」では、今回のさくらんぼ時期での実施を皮切りに、今後はぶどうやラ・フランスなど、他のフルーツの収穫時期にも同様のプランを展開していく予定で、年間を通じて山形の農業を応援し、地域と旅行者を繋ぐ取り組みを継続していくという。
また、「猫の手マッチング旅プラン」を通じて、より多くの人に山形の農業や地域の魅力を知ってもらい、交流人口の増加と地域経済の活性化に貢献していくとしている。
「日本の宿古窯」について
山形・かみのやま温泉「日本の宿古窯」は、蔵王連峰が一望できる緑豊かな高台に佇む、127室の客室を持つ老舗旅館。日本古来の歳時記や山形の里山の季節感を大切に、心を込めたおもてなしで利用者を迎える。みちのく最上級の「旨い」が揃う古窯の料理は、山形の素材を知り尽くした料理人が仕立てるこだわりの料理となっている。
さくらんぼの最盛期に、農園のお手伝いを通じて山形の農業を応援する「猫の手マッチング旅プラン」で、新しい旅の形を体験してみては。
■日本の宿古窯
住所:山形県上山市葉山5-20
HP:https://www.koyoga.com
■高橋フルーツランド
住所:山形県上山市阿弥陀地1368-3
HP:https://takahashi-fl.net
※【Klookアジア太平洋地域12市場調査】ミレニアル世代とZ世代の約半数が「贅沢したい」:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000084.000029470.html
(yukari)
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