200年以上の歴史ある老舗酒蔵を次世代へ!Kirakuが小玉醸造の酒造事業を承継

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Kirakuは、100%出資子会社として小玉醸造を設立し、宮崎県日南市飫肥にある「小玉醸造」の酒造事業を会社分割により承継した。Kirakuは今後、長野県塩尻市奈良井宿の「杉の森酒造」に続き、全国2拠点において酒造事業を推進していく。

高いシナジーと持続可能な成長を目指す

Kirakuは「地域の文化や資源を次世代につなぐ」をミッションに、国内の地域資源を活用した事業やブランド展開を行ってきた。日本酒や焼酎をはじめとする麹文化は、地域の風土や人の営みが育んできた貴重な文化資産であり、これらのさらなる発展に取り組むことは、Kirakuならではの次世代への文化継承のひとつであると考えている。

今回の取り組みでは、小玉醸造が持つ歴史や技術、地域性を尊重しながら、商品のブランドアイデンティティの強化、海外市場への販路拡大、必要に応じた経営管理体制の整備などを推進していく。また、Kirakuが2021年に再生した「杉の森酒造」とも知見を共有し、互いに補完しあうことで、より高いシナジーと持続可能な成長の実現を目指している。

創業200年以上の歴史を持つ老舗焼酎蔵

※左から「紅芋 華どり(IWSC 2025 ブロンズメダル受賞)」、「杜氏潤平 醇米焼酎(IWSC 2025 シルバーメダル受賞)」、「杜氏潤平(IWSC 2025 シルバーメダル受賞)、「潤の醇(IWSC 2025 ゴールドメダル受賞)」 IWSC 2025 結果 撮影協力:gallery 一畳十間

「小玉醸造」は、美しい城下町が残る飫肥(おび)にある、創業200年以上の歴史を持つ老舗焼酎蔵。Kirakuが100%出資する新会社として設立され、今年5月、小玉醸造合同会社の酒造事業を会社分割により承継。グローバルな焼酎市場の醸成・拡大と合わせ国内の課題に向き合いながら、Kirakuのクリエイティブおよび経営支援を通して、新たな焼酎文化の創出を目指す。

Kirakuの代表・サンドバーグ氏は、「今回、新会社となる小玉醸造のある飫肥の城下町は、Kirakuが10年以上前から宿泊事業を展開してきた、私たちにとって非常に思い入れのある土地です。そのような場所で新たに酒造りという形で地域と関われることに、深いご縁を感じています。今後も、各蔵との連携を深めるとともに、新たな蔵との出会いにも積極的に取り組み、和酒という日本文化の魅力を国内外に届けてまいります」とコメントしている。

地域社会のために長期的な価値を創造

Kirakuは、ファイナンスおよびクリエイティブの各分野で経験を積んだスペシャリストチームだ。日本における地域特有の自然や文化資源など、過小評価されている資産に対し、「価値創造(value creation)」と「持続可能性(sustainability)」を軸に、革新的かつ持続可能なソリューションを提供している。案件ごとに特有の諸条件を見極め、その活用方法を計画することにより、投資家をはじめとするさまざまなステークホルダーや地域社会のために長期的な価値を創造する。

2021年に長野県塩尻市で休眠していた老舗酒蔵「杉の森酒造」を事業継承し、「suginomori brewery(スギノモリ・ブルワリー)」として再生させ、日本酒「narai(ナライ)」の製造を開始した。詳しくは、同社公式HPを確認しよう。

全国2拠点において酒造事業するKirakuを、この機会にチェックしてみては。

Kiraku:https://kiraku.io
小玉醸造:https://www.tojijunpei.com

(江崎貴子)

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