【神奈川県鎌倉市】萬屋本店が節目の年に贈る、大正ロマン空間で楽しむアフタヌーンティーを初開催

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Daiyuが運営する「萬屋本店(よろずやほんてん)」は、今年5月に開業9年・建物築99年を迎え、来年の10周年・100周年を前にした節目の企画、第二弾として、新たな試みとなるアフタヌーンティーを開催する。

アフタヌーンティー開催の経緯

萬屋本店はこれまで、地域住民やここで結婚式を挙げた新郎新婦やその家族が「帰ってこられる場所」として、人とのご縁を重視した限定的なレストラン営業(月・木・金曜)を続けてきた。

予約はほぼ満席で、リピーターや常連の人に愛される空間として定着している。

しかし、建物の100周年を迎える今、より多くの人に鎌倉の歴史や魅力を感じてもらい、建物を未来に引き継ぐ社会的意義をさらに高めたいという想いから、7月〜9月の平日と土日にアフタヌーンティーを限定開催することとなった。

老舗酒問屋の趣向をこらしたメニューを提供


アフタヌーンティーは大正15年に建造された母屋の二階で開催。萬屋本店の執務室として使用された部屋は欄間や細工が施されたすりガラスなどが現存している。


メニューには鎌倉や湘南ならではのフルーツや野菜などの食材のほか、老舗酒問屋にちなんだ「日本酒」を用いたスイーツなどを用意しており、ヘルシーでありながら、味わい深いアフタヌーンティーを提供。

セイボリー6品、スイーツ6品、ブリオッシュとスコーンを含めた全14品に、厳選されたコーヒーと紅茶がセットになっている。

アフタヌーンティーの詳細

開催予定日は7月19日(土)・25日(金)、8月1日(金)・17日(日)・22日(金)・29日(金)、9月15日(月・祝)・28日(日)。いずれも11:00〜と14:00〜の2部制、各2時間制となっており、開催予定日の2か月前から予約を受け付けている。

価格は4,000円(税・サ料込)で、各回4組限定での開催。詳細は萬屋本店公式サイトにて確認できる。

萬屋本店について


萬屋本店は、鎌倉市指定の景観重要建築物等に登録された大正15年(1926年)建造の歴史的建造物を活用した、結婚式&レストラン。もともとは江戸時代文化3年(1806年)に創業した酒の卸問屋だった。

伊丹のお酒「白雪」を関東に流通させたことで地位を確立。鎌倉に「白雪」の看板を掲げるお店が多いのは萬屋本店の功績と言える。


その後、酒の流通量低下により2006年に幕を下ろし、その10年後である2016年に今のかたちでリニューアルオープン。日本の伝統文化を引き継ぎながら、人生の通過儀礼としての結婚式をプロデュースしている。

萬屋本店の取り組み


現在の鎌倉は外国人観光客向けのサービスや食べ歩きなどが盛んで、日本人が鎌倉本来の「静かでゆったりとしたスローライフ」を楽しむ機会が減少している。その結果、「鎌倉=混雑した観光地」というイメージが広がり、鎌倉本来の魅力が失われつつある。

萬屋本店では、この課題に対して、喧騒から離れ、ゆったりと過ごせる空間を提供するほか、席の間隔を広く取り、一組あたり2時間の滞在時間を確保。予約で席を押さえられ、食後には建物内を無料で案内するなど、鎌倉の歴史的建築物の魅力を深く知ってもらう機会を提供している。

大正15年建造の元執務室を改装した大正ロマンの空間で、非日常的でゆったりとした時間を過ごしてみては。

■萬屋本店
住所:神奈川県鎌倉市長谷2-11-46
レストラン営業時間: 
平日(月・木・金) ランチ/11:00〜14:30(1回転)
土日 ランチ/11:00〜16:00(月1回)
萬屋本店ウェブサイト:https://www.yorozuya-kamakura.jp

(丸本チャ子)

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